• 2025年4月3日 20:41

対独戦勝記念日 (2025年5月9日)、モスクワで米露中の三国合意の可能性——ウクライナ戦争終結合意

ウクライナと交渉、トランプ氏に米側ほぼ全員が中止進言

激しい口論になった2月28日のトランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談で資源協定の協議が決裂。これを機にトランプ大統領は一気にロシアに歩み寄ることになるはずだ。2月22日の時点ではトランプ大統領は対独戦勝記念日にモスクワに行かないと言っていた。

【ロイター通信】トランプ氏、5月にモスクワ訪問せず ロシア・ウクライナ首脳に協力呼びかけ
https://jp.reuters.com/world/ukraine/F7GST6K7Q5IOZPST6LIMGD7UUI-2025-02-21/

しかし、資源協定の決裂が決定的になったいま、トランプ大統領は対独戦勝記念日式典に出席するだろうと考える。中国の習近平国家主席はすでにモスクワに行くことを決定しており、三国合意が行われる可能性が高いと筆者は見ている。少なくともウクライナ戦争終結に向けての大きな変化は、このタイミングであると考える。

中国の武器供与や援助なしでは、ロシアはウクライナ戦争を行うことはできない。習近平国家主席はロシアに対してカードを持っている。露のプーチン大統領と習近平国家主席は蜜月の仲で、無二の親友という印象を与えているが、ウクライナ戦争に対して習近平国家主席の国際的なメッセージは多くはない。

一方、アメリカのトランプ大統領はウクライナに対してカードを持っている。アメリカの武器供与や援助なしではウクライナは戦争を行うことはできない。例えば、スターリンクを切られるだけで、ドローン攻撃はまったくできなくなる。

トランプ米政権、ウクライナで「スターリンク」を遮断すると警告 希少鉱物資源の供与迫る
https://www.sankei.com/article/20250222-GIMSLZKCBRM5PK7MGRT2L5F3WA/

アメリカにとって気がかりなのはいつも中国だ。どうにかして、ウクライナ戦争終結合意の場に中国を引っ張り出したいだろう。米中露で三国合意ができればロシア・ウクライナ戦争はあらゆる面において継続が不可能になる。

三国合意が可能になるような、タイミングと言えば対独戦勝記念日 (2025年5月9日) ではないだろうか?

さて、一度は対独戦勝記念日に出席しないと発言したトランプ大統領。どのように動くだろうか?

By wiz